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手術6カ月以内に全身性ステロイド投与を要した患者

投稿日:7月 2, 2016 更新日:

手術6カ月以内に全身性ステロイド投与を要した患者

気管支喘息

気管支喘息

術前、術中にステロイド投与を行う

術前:ヒドロコルチゾン100~300㎎またはメチルプレドニゾロン40~80㎎

術中:ヒドロコルチゾン100㎎またはメチルプレドニゾロン40㎎をq8hr

テオフィリン徐放性製剤を常用している患者

内服再開まで、アミノフィリン点滴静注

血中濃度測定、中毒域にない事を確認すること

ルンバールやepiの場合、Th5以上になると胸部交感神経blockにより発作誘発される危険性あり

麻酔導入、維持

吸麻:気管支平滑筋弛緩作用あり。デスフルラン、イソフルランは気道刺激性あり、咳込みやすい。
セボフルランが最適。

静脈麻酔:プロポフォール、ケタミンは気管支拡張作用あり。でも気管支痙攣起こしたとの報告あり。

筋弛緩薬:スキサメトニウムはヒスタミン遊離作用あり、使用しない方がよい。

抗コリンエステラーゼ薬は気管支収縮作用あり。

スガマデクスがより効果を発揮するロクロニウムが最適。

鎮痛薬:opioidの一部はヒスタミン遊離作用あり、モルヒネは避けた方がよい。

フェンタニルも添付文書に、副交感神経刺激作用あり、喘息に禁忌となっている。

レミフェンタニルも喘息には慎重投与、でもどちらもモルヒネよりは比較的安全。

局麻に喘息の記載なし。

NSAIDsは気管支痙攣を誘発しやすいので×、アセトアミノフェンで。

全身麻酔中の喘息発作が起きたときの症状

聴診で両肺野から喘鳴

PCV?気道内圧の上昇、PVV?1回換気量の低下

カプノグラムで呼気相の立ち上がりが緩徐

フロータイムカーブで呼気時間の延長

フローボリュームカーブで吸気と呼気の1回換気量が異なる

全身麻酔中に喘息発作が起きたら

①純酸素
②吸麻の濃度を2~3MACまで上げる セボフルラン?1.8%/MAC、デスフルラン?6.0%/MAC
③β2刺激薬の吸入
メプチン1~2パフ、20分おき
④ステロイド投与
ヒドロコルチゾン(ソル・コーテフ) 200~500mg
もしくはメチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) 40~120mg
アスピリン喘息の可能性ある場合は、コハク酸エステル型ステロイドは禁忌。
ソル・コーテフで。

⑤β2刺激薬吸入で十分な効果得られなかった場合は、エピネフリン0.1mgずつ皮下注射
ただし、吸麻との併用で心室性不整脈やVFの出現に注意。

β作用?気管支平滑筋の弛緩

α作用?気道粘膜浮腫の除去

人工呼吸器管理

①呼気時間の確保、②気管支の閉塞の解除
?1回換気量 5~8ml/kg、I:E比 1:3以上
最高気道内圧 50cmH20未満、平均気道内圧 20~25cmH20未満、PEEPは避ける
?PCVの方が圧みれて、管理しやすい
?permissive hypercapnea、PaCO2<90mmHg、pH>7.20であれば問題ない

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